決断。

 

こんにちは、鮎川きの子です。

 

いつの間にか平成が終わり、令和最初の更新です。(令和になってからももうだいぶ経ってしまった、、、)

 

平成最後に更新しようとしていたのですが、書いていたものが全部消えるという事態があり、更新をあきらめてしまいました。。。すみません、、、

 

 

 

このブログを見て下っている皆様、いつもありがとうございます。

 

 

平成最後に見たAVに決断すること、自分を解放することの大切さを学ばせてもらった作品を紹介させていただきます。

 


「裸心」タイトルだけで惹かれてしまいました。。。

 

出演は、今作でレズ解禁した 舞島あかりちゃんと麻里梨夏ちゃんです。

舞島あかりちゃんは、もう既に引退している女優さんなんですが、

約3年、専属女優から転向し、企画単体女優さんとして活動し、

Sキャラで、痴女の作品などで活躍した女優さんです。

麻里梨夏ちゃんは、デビューから、約5年。あかりちゃんと同じく、専属デビューから企画単体女優さんとして、活躍し、現在は、レズはもちろんのこと、複数や、アナル、フィスト、痴女など、SもMも何でもこなす、マルチプレイヤー女優さんです。

 

 

そんなレズ解禁の今作ですが、

 

わたしは、常々レズに心救われてるなぁと思うのです。

そして、”真咲監督”(真咲南朋さんという女性監督)が好きだなぁと改めて思った作品でもあります。

 

せっくすには、心がないせっくす、心と心を通わせるせっくす、片方にだけ心があるせっくす。

 

でも、レズは、一番心と心を通わせることのできるせっくすだと思うのです。

深く気持ちよくなれるのは、レズなんじゃないかなぁと、レズ処女の私が言うのもなんなんですが💦

この作品や、いままでの真咲監督作品、麻里梨夏ちゃん、舞島あかりちゃんにそんなことを教えてもらった気がします。

 

 

今作でレズ解禁する、舞島あかりちゃんには、コンプレックスがあり、自分に自信が持てず、友達と温泉旅行に行っても一緒に入れず、女の子に裸をみられたことも、みたこともないそう。

女の子に対して、怖いとか、勝手に比べて、自分を下にみてしまうのが直せないという。

 

男性に見られるよりも抵抗があるというあかりちゃんにとても共感できました。

私も、なぜか昔から温泉に行っても一緒に入れないのは同じだし、この作品の最初のインタビューをみて、心が締め付けられる思いになりました。

 

なので、この決断、決意はすごいなぁと素直に尊敬してしまったのです。

いろんなレズ作品をみていても、解禁相手を選ぶ場合って、作品内で、麻里梨夏ちゃんもいっていたのですが、仲のいい相手を選ぶことが多いから(麻里梨夏ちゃんと舞島あかりちゃんはこの日が初対面)今まで見てきたレズ解禁作品とは違って見えたんだろうなぁと。

 

 

 

――男の人と女の人との違いを知って欲しい。

心でつながるのが一番だと思うから。

今日一日で、”恋”できたらいいなって思います。――

 

そう、最初のインタビューでそうまっすぐな強い目でいう麻里梨夏ちゃんに既に引き込まれる鮎川。。。

私も麻里梨夏ちゃんにレズ処女奪って欲しい、、、(妄想)

 

 

最初はデート…船乗ってごはんを食べて観覧車乗って。

健全なデート。見ていて癒される。。。

 

ホテルに戻り

手を繋ぐ、、ハグ、、キス、、と

ゆっくりゆっくり距離を縮めながら

段階を踏んでいく、。

 

どんどん顔が変わっていくあかりちゃん。

 

 

そんな中で

何度も麻里梨夏ちゃんが言っていた言葉がありました。

 

 

 

「大丈夫だよ、、」

「とっても綺麗だよ」

「好き」

 

この3つの言葉を重ね重ね言われるうちに

どんどん身を委ね、安心していくのが

目から、表情から、行動から、すごく分かるのです。

 

 私の心もどんどん解かれていくようなそんな不思議な感覚になりました。

 

麻里梨夏ちゃんは、本当に天才。努力の部分ももちろんあるとおもいますが、

心を解いて、優しく、愛するのが上手だなぁと思います。。

でも委ねたくなるすがりたくなる、ある意味狂気な、ハマったら男も女も狂いそうな感じ。それが魅力でもあると思います。あくまで個人的な意見ですが。

私も麻里梨夏ちゃんのそんなところがすきです。

狂わされたい、、(二度目の妄想)

 

 

 

 

 

 

学生時代あかりちゃんは

いじめられていたらしく、靴や体操服を隠されることも。。

しかもいじめていたのは、

仲良かった親友の女の子でそこから女の子が信じられなくなって、

壁を作ってしまうように。

本当の自分をだすのが怖くなってしまったという。。

 

 

 

 

 

一方の麻里梨夏ちゃん、

昔から女の子が好きで、

友達ができても、自然とスキンシップを多くしちゃう

友達っていっても恋愛というか。

初体験も女の子でふつうの女友達ができたことがない。

 だからこそ、嫌われたり、避けられたり、女の子に対してトラウマがある。

 

 

 

二人とも、女性に対して

トラウマがあったーーー

 

 

 

 

始まって一時間でまだ服を着たままなのですが、

普通のAVじゃ考えられないですよね。

 

そんな女の子に対してトラウマがあったり、レズが初ということもあり、最初は脱ぐことさえためらうのですが、それも強要はしないで、

「大丈夫だよ」と繰り返していく麻里梨夏ちゃんに少しずつ心も体も許していきます。

 

 

中身はしっかりみていただきたいので、あまり細かくいえないですが、

個人的にすごくグッときたのは、

初めてで、最初は何もかもためらっていたのに、

あかりちゃんから「なめたい…」と言ったシーン。

 

その勇気ってとてもすごいことで、本当に泣けました。

わたしが麻里梨夏ちゃんだったらとても嬉しいと思うし、

わたしが舞島あかりちゃんだったらとても勇気がいって、わたしなら言い出せないかもしれない。

もう自分でもビックリするくらい感情移入をしてしまいました。。

 こんなに心が動かされる作品ほんとに中々ないです。

 

 

そして最後の10分間のセックスからの泣きながら言葉を交わしていくシーンは何度見ても涙なしではみられません。

最初と最後の表情では、あかりちゃんが別人のようになっていて、

最後の笑顔はとても美しい…。

清々しく、綺麗な笑顔だった。

 

「りかちゃんじゃなきゃダメだった」

「本当に会えてよかったよ…」

「りかちゃんとできてよかった」

「今日きてよかった」

こうなるまでの二人のセックスを観てほしいです。

挿れないのに、セックスって呼べるの?そう思う方にこそ見て欲しいなぁって。

そこにあるのは完全に セックス、ですから。

 

 

 

「私のこと呼んでくれてよかった。」

からの音楽と言葉にまた涙が止まらず、頭痛がするほどに泣きました(笑)

 

こんなに泣いたAVはじめてかもしれない。。。(笑)

どちらにも感情移入ができるから、どちらにも共感して、

何回みても泣くっていう。

 

 

今回の撮影にいたるまで何度も面接や連絡をして、この日に至ったという。

この笑顔は一生見れなかっただろう。。。という言葉を見た瞬間涙が止まらなくなって、

最後のシーンを見返してまた泣いて、を繰り返しました。

本当にいい笑顔でした。曇りのないとはこのこと。

 

真咲監督は「舞島あかり」に出会った頃から、

レズ解禁作品を撮りたいと思っていたらしく、

最後に出てくるのですが、

 

” 怖がらず、向き合えば

愛されることを知ってほしかった…”

 

その真咲監督の言葉に愛をとても感じました。

 

 

 

愛というもの、セックスというもの、レズというもの、

そんなのは関係なく、

こころを解放すること、決断すること、

勇気、ちょっと大げさかもしれませんが、

人生において大事なことを学べた気がします。

 

この作品に出会えて本当によかったと思います。

 

 

では、また。次はある方の引退作を。